CARMODELS-HOMEPAGE
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Since 2002/9/27
続いてボディー側の細かな部分の塗装をして行きます。 マスキング→塗装の流れは一度で済ませてしまった方が楽なのですが、あっちをマスキング、こっちをマスキングとやっている間に、 テンションの掛かった(引っ張った)貼り方をした部分が浮いて来てしまい、塗装が漏れ出すことがよくあります。 手間は掛かりますが、部分ごとにマスキング→塗装をすることで、解決することができます。

まずはグリル周辺からマスキングをしてみました。最近はベタっと貼ってナイフで切りだす手法は極力使わず、ある程度形状に合わせて切りだしたり、細切りにした物を貼り合わせる様にしてマスキングをする様にしています。 こうすればボディーにナイフを入れることがないので、ナイフの刃が滑って傷を付ける心配はありませんからね。
しかしイモムシみたい・・・(笑)


セミグロスブラックをブラシで吹いてマスキングを剥がしました。
はみ出しもなく、キレイに仕上がりました。


続いてフォグランプ下のダクトの部分をマスキング。
ここでも細切りにしたマスキングテープを貼り合わせています。


マスキングを剥がすとご覧の通り。
手間は掛かりますが部分的に攻めるのがベストですね。


最後にルーフのモールとトランク末端部分をマスキング。
モールの部分のラインの切り出しにはナイフを使いました。


ボディーの黒部分の塗装が終わりました。
部分攻め塗装が効きました(笑)


いよいよ仕上げの組み付けです。
最初にバラしたパーツを元の位置に戻して行きます。

3分割したウィンドウはこんな感じに収まりました。 隙間が結構タイトで、接着剤を使わなくても「パチン」と差し込むだけで固定されました。 Aピラーの部分の各パーツとの隙間に注目。 分割した際に余白となる部分を少しカットしておいたので、引っ掛かりなどもなくピッタリと収めることができました。


デカールを作っていなかったことを思い出し、ちゃっちゃとデータを作りました。 元となるデータはGoogleの画像検索や各ブランドの公式サイトから拝借しています。 今回は白で印刷をする予定なので、黒のベタ塗りに変換します。


我が家のアルプスMD環境です(笑)
超古いシャープのメビウス(Windows98!)にアルプスMD4000Jを接続しています。 接続端子がパラレル端子の為、我が家の場合はこの機種にしか接続が出来ません(笑)

もともとMD4000Jは白の印刷ができないという仕様の様ですが、インク認識用のバーコードを4000J対応の物に貼り替えれば印刷ができるという事を最近知りました(笑) とりあえず「フラッシュシルバー」のバーコードを剥がしてシルバーインクと誤認識させて印刷をしています。 元のデータの方は黒ベタですが、単色刷り設定でシルバーに設定をしてやれば、データの黒い部分が白で印刷されて来る、という仕組みです。


デカールも刷れたので、各部の仕上げ作業をして行きます。
まずはフロント。各パーツを所定の位置に戻して行きました。

ナンバープレートはアオシマのアルミプレートに自作デカールを貼ったものです。 今回は「LOW ECO=低いエコ車」にしてみました(笑)

メッキ化したグリル部分がビっと映えて良いアクセントになりました。現行オデッセイみいたと言われたらそこまでか・・・(笑)

ホンダのエンブレムは、タイプR化も迷ったのですが、前作ブリリアントブルーメタリック号で赤エンブレムにしたので、今回はシックにノーマルのままにしました。 もともと付属していたパーツを所定の位置に戻しただけですが、やたら完成度の高いパーツには驚かされます。


リア周りはこんな感じになりました。
白印刷のデカールが下地を透かすこともなく、良い感じになりました。 ホンダのエンブレムは、ホビーデザインのS2000/CR-Z用のメタルデカールセットの物を貼っておきました。

トランク周りに貼ったデカールのサイズが何かデカい気がしたのですが、やはり前作と比較したら大きかった様です(笑) ま、貼っちゃったのでこのまま行くとします(笑)


リアウィンドー周りはこんな感じにまとめてみました。 雑誌USDM FREAXUSDM-MAGAZINEを読み漁った感じでは、各ロゴを一点に集め、斜めに貼るのがそれっぽく見せるコツの様です。


ということで完成!!

完成記念に元のミラノレッド号と並べてみました。
いや~低い、実に低い(笑)
赤の色味が若干朱色寄りになりましたが、ビっと映えてコレはコレで良い気がします。 ま、ミラノレッドではないと思うけど・・・(笑)


製作開始から約2か月(乾燥時間がその半分以上(笑))、何とか完成することができました。 元は塗りも荒く、オモチャ的な仕上がりのホンダ純正カラーサンプルですが、リペイントや手を加えてやることで、こんな遊び方もできるんですね。 プラキット化されていない車種を適度に楽しむという点において恰好の素材と言えると思います。 Yahooオークションや中古ショップなどにも沢山出回っている様ですから、是非皆さんもお1つ手にしてみてはいかがでしょうか? これにてインサイトの製作記は終了です。お付き合い頂きありがとうございました!

いや~しかし楽しくなって来ました(笑) カラーサンプルはまだ色々持っているので、また近いウチに別の車種で遊んでみたいと思います。



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