さて、溶け出したボディーの修正から作業開始です。
何かしょっぱなからテンション下がるなぁ・・・(凹)
まずはフロントのパーティングラインから。
サイドのダクトを避ける様に金型を割っている様です。
工夫はされてますが、ありがたいものではないですねぇ・・・。
最近のプラキットなんかだと、バンパーとボディーのモールドの部分に合わせてパーティングラインを持ってくるキットもありますよね。
まぁ中華産だし文句は言えんか・・・(笑)
リアもバンパーの真ん中にスパっと入っています。
まぁこの程度ならサクっと消せそうです。
#600のペーパーで格闘すること1時間・・・
何とか全体を一皮くことができました。
水抜き剤で最初から最後まで通していれば#1000のペーパーでサラっとヤスって終わりだったはずなんだけどなぁ・・・まぁいいや・・・(笑)
ちょっと気分を変えてシャーシをイジります。
元はゼンマイ車だったワケですが、シャーシ裏にはゼンマイを格納する為にこんな出っ張りが出ています。
特に右側のギアの出っ張りの部分が張り出していて、この部分をしっかり除去しないと車高を落とすことができません。
隙間穴からニッパーを突っ込んでザクザクカットし、最後にナイフで切り口を整えて完了です。
こだわる人はポッカリ穴を塞いでも良いと思いますが、完成したらひっくり返すこともまず無いので、このままでも問題無いかと(笑)
シャーシがニュートラルになったところで、テンション上げる為にホイールチョイスでもしてみましょうか。
ヘラフラ系と言えば、低い車高に低インチのホイールに引っ張りタイヤを履かせたスタンスを指すジャンルだと思いますが(個人的解釈)、まずは定番のBBS-RSのリバレルホイールから。
フジミのR31系などによく付属した15インチ版に、同フジミのエンスーシリーズのフェラーリデイトナに付属するワイヤーホイールのリムを組み合わせてリバレルしたものです。
EGやEKなどのシビックでは15インチがビっと来ますが、インサイトの最近のクルマだけあって、フェンダーアーチが大きく、15インチでは少し小さい感じがしますね・・・。
続いて16インチ。
峠シリーズなどのキットによく付属をしていた15インチのSSRメッシュホイールに、同フジミの16インチのワイヤーホイールリムを組み合わせてリバレルしたもの。
やはりインサイトには16インチくらいのサイズがしっくり来ますね。16インチで行くことにしましょう。
このままSSRメッシュのチョイスでも似合わなくはないですが、別のプランで使う予定もあるので、別のホイールを用意しようと思います。
さて、さきほどから頻繁に「リバレル」という言葉を使っておりますが、簡単に言うとホイールのリムとスポークをバラし、新しいリムでホイールを組み直すという手法です。
実車ヘラフラ界では定番の作業で、リバレル専門の業者があるくらい。日本で言うところの○ヶ谷ワイドホイールさんみたいな感じでしょうか。
模型的にもリバレルは非常に有効で、リムとスポークを別パーツ化することで、塗装も容易になりますし、何よりリム幅を好みで調整が可能になります。
また、フジミの別売りワイヤーホイールのリムは、ビード部が凸状になっており、実車さながらの再現が可能になるんです。
私は山猫さんから直伝をしてもらいましたが、非常に効果的にお気に入りです。
フジミのワイヤーホイールの中身です。
基本的には最下列のリムしか使いません。
最上列も深リム化するのには有効ですが、今回は出番は無さそうです。中央列はゴミとしてポイです(笑)
ちなみにフジミのワイヤーホイールは何種類か存在しています。
基本的に↑の写真と中身は同じですが、リム幅に違いがあったりします。
左:外リム=ノーマル、内リム=ノーマル、銀メッキ
中:外リム=ノーマル、内リム=ワイド、銀メッキ
右:外リム=ノーマル、内リム=ノーマル、金メッキ
現在手持ちではこの3種類ですが、他にも前後超ワイドの物で銀/金メッキ版、写真「中」の金メッキ版など、かなりの種類がある様です。
用途によって色々と買い揃えるというのも良いかもしれません。
なお、パッケージには「17インチ」と書かれていますが、スケール換算すると16インチなりますのでご注意を(笑)
続いてタイヤのチョイス。
基本引っ張りタイヤが前提なので、アオシマの族車用の別売りホイールセットから流用します。
セットでは前後でタイヤ幅の違う物が入っていますが、使うのは基本的ににセットの前輪用の細い物を使用します。
つまり1台組むのに2セットは必要になるということになります。コレが地味に痛い出費です・・・(笑)
とは言うも、代わりになる物がない以上は(他にもあるにはある様ですが、個人的にはこのタイヤがベスト)買い揃えるしかありません(笑)
お陰で使う予定もない族車用のホイールとパーツが沢山増えました(笑)
ちなみにセット内のアルミ製ナンバープレートしは超スグレモノでして、私的にここ最近こだわって使っているアイテムです。
さて、早速ホイールの加工をして行きます。
セット内の外リムのパーツのみを切り出し、ワイヤー部分を切り落としてリムだけにします。
続いてリムの裏側に固定用の凸部があるので、ニッパーでチョンチョンっと切っておきます。
これで無理の準備は完了。
続いてスポーク部。
先ほど書き忘れていましたが、今回はフジミのレガシィのツーリングワゴン・バージョンB(BBSホイール)に付属しているBBS-RGをチョイスしてみました。
元からリムは浅いですが、それでも少し出っ張っているので、ニッパーでカットしてやります。
リムとスポークを合わせ、タイヤをはめてみました。
元のスポーク側のホイールのリムを切り飛ばしたとはいえ、リムを追加しているので当然タイヤからリムがはみ出してしまいます。
はみ出した部分はニッパーでザクザクっとカットして、切り口をペーパーで整えればOKです。
という具合に4本完成!
このサイズで深リムなBBSホイールは製品化されていないので、自己満足度も高し(笑)
お遊びで内リム用のリムを合わせてみました。
写真左が外リム用、右が内リム用の物を組み合わせたものです。
内リムの方がディープ化されているので、前後でリム幅を変える際には効果的だと思います。
今回は使用しませんが、パーツとして取っておいても良いと思います。
ということで合わせてみました。
1作目と同じ16インチのBBS-RSで行こうと思っていましたが、コレはコレで良い感じ。コレで行こう(笑)
次はシャーシの改造、足回りの作り直し作業です。
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