CARMODELS-HOMEPAGE
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Since 2012/9/27
冬場の模型製作は夏場以上の忍耐力・・・サッパリ意味が分かりませんが(笑)、インサイトのカラーサンプルカスタムのクリア乾燥時間に2週間程時間を取る予定なので、その間何もしないのは勿体ない・・・ということで、懐かしのこんな物登場です。

ことの経緯は、去年から模型製作を再開した地元の模型仲間のHALクンと電話であ~だ~こ~だ~と話していたとき。ふと同じ車種をヨーイドンで作ったら面白いかも?なんていう話になり、色々と相談した結果、企画第1弾はフジミのV35スカイラインクーペに決定しました。
いやいや、実に懐かしいキットです。


V35スカクーと言えば、キット発売当時はいろいろなサイトで競う様に取り上げられ、当サイトでもその流れに乗って製作をした思い出のあるキットです。 懐かしくなって久々に当時作った完成品を引っ張り出して来ました。ツヤはヒケ、仕上げもかなり雑ですが、当時は何せ勢いがありましたからね(笑) もうガンガン作ると言うか(笑) 今ではツヤを重視したり、完成後の経年変化などを考え、ゆっくりと時間を掛けて作業をする様になり、製作ペースもダウンしてしまいました。 まぁでも突き詰めて行けば当然そうなりますよね。

今回のリベンジでは、当時ではできなかった「あんなこと」や「こんなこと」をやってみたいと思っています。


今回の企画に際しては、2人で相談のうえ、以下のレギュレーションを設けました。
  • ボディーの加工(エアロパーツ、ウィングの追加など)禁止。
  • 足周りの改造(車高調整、ホイール交換)はOK。
  • ボディーカラーは自由。
ということで、足回りの改造、ホイール交換はOKとな。となれば「あっち系」しか無い(笑) そして何故かR35のホイール(笑)


はい、ペッタコ(笑)
ということでヘラフラ系で懐かしのV35スカクーに再挑戦します(笑) ホイールは前述の様にR35(タミヤ)のホイールにアオシマの19~20インチ用ひっぱりタイヤを付けた物です。 ザザっとボディーとシャーシと仮組みして合わせてみました。

ん~悪くは無いけどインパクトが足りんなぁ・・・。
R35のホイールはR32に付けよう、そうしよう(笑)


ということで別ホイールを模索。 以前から凄く気になっていたホイールに挑戦してみようかと思います。

ブツはVIP Moduler Wheels(ビップ・モジュラー・ホイール)というメーカーのVXシリーズ(ストレートリップ)又はVXSシリーズ(ステップリップ)の「210」というモデルのホイール。 いわゆるアメ鍛(アメリカの鍛造)ホイールというヤツですね。 向こうではUS-VIP系で注目されているホイールで、某ミントグリーンなZ33(コッチはVXS210)で非常に有名なホイールだったりもします。 当然模型化はされていない為、何かから改造をする必要があります。

そこでじっくりと考察。
真ん中の輪っかを隠して見た場合、普通の5穴の16本スポークのホイールに見えますよね? つまり16本スポークのホイールに輪っかを重ねればそれっぽくなるというワケ。 ただその輪っかも特殊付き方をしていて、①の内側はスポークと同化していて、②の外側は段差がある形状になっています。 ①の部分を埋めるとなると作業が複雑、長期化して萎える可能性、更に綺麗に仕上がる可能性が低くなるので、今回は輪っか貼り付けるだけで何とかしてみます(笑)


ということでホイールの製作作業に入ります。
今回は3種類のホイールを用意してみました。

左から順に、フジミの18インチ「OZレーシング・スーパーツーリズモ」、アオシマの19インチ「ワーク・エクイップ」、同アオシマの19インチ「ファブレス・プロファンド」です。 元とする16本スポークで18インチ以上のサイズのホイール・・・探すのに苦労しました。ホイールはいつもホビーサーチさんで大量ポチりをしております。 さてこれらのホイールですが、スーパーツーリズモはスポーク部分、エクイップはピアスボルト周辺のリム、ファブレスはリムのみを使用します。 ファブレスのリムはストレートタイプなのでVX210で決まりですかね。本当は段付きのリムが良かったんだけど、手持ちは20インチ以上の物しか無いのでコレで充分です。 何よりそれっぽくなればそれで良し(笑)


それでは早速作業を進めて行きましょうか。
まずは0.3mmのプラ板をサークルカッターで輪状に切り出します。 たった0.3mmのプラ板ながら、サークルカッターで切り出すのはかなり難しいです。 この際、力を入れると円が歪んでしまうので、できるだけ力は入れず、歯を何度も回す事がポイントの様です。 一応今後のことも考えてサイズ調整用のテンプレートを作っておきました。


続いてワーク・エクイップのリムだけを取り出し、更にピアスボルト周辺ギリギリまでリムをザクザクカットします。


切り出したプラ板、ワーク・エクイップのリムを、スーパーツーリズモのスポークに接着します。 接着はタミヤの流し込みセメントを使いました。 一度で接着しようとせず、少しづつ指で中心に来る様に調整をしながら接着をして行けば、失敗することもないと思います。 瞬間接着剤では微調整が利きませんから、そういう点ではタミヤセメントも捨てたもんではないですね。 お、既にそれっぽくなって来たぞ(笑)


プラ板だのホイール形成色だので色がバラバラなので、様子見程度に軽くサフを吹いてみました。 なんとなくランチア・デルタエボの純正ホイール(OZ製?)にも似てる気がする(笑)


サフが乾いたところで、ファブレスのリムとアオシマの19インチ以上用ひっぱりタイヤを合わせてみました。

こ・・・コレは・・・キタんじゃないスか??(笑)


完成したホイールをシャーシ&ボディーにフィッティング。

こ・・・コレは・・・(笑)
ほわぁぁ~テンション上がる~!(笑)(笑)
遠目で見れば完全にVX210(笑) 厳密に言えば違うけどね(笑) コレは当分はVX210祭で楽しめそうな気がしてきました(笑) もうボディーカラーとホイールカラーはアレで決まりだな・・・(笑)

次回、足回りの調整作業に入ります。


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