CARMODELS-HOMEPAGE
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Since 2012/9/27
続いて足回りの仮組みからスタートです。

まずはシャコタン化で干渉しそうな部分を予め削っておきます。 赤線の部分はハの字を切る時に当たる部分、赤丸の部分は車高を落とす時に当たる部分です。 ナイフやリューターでガリガリと削っておきました。 写真はリアですが、フロントも同様に削っておきます。


続いてリアの足回り調整。
これまた超簡単に爪楊枝シャフトでサクっと(笑) シャーシ側にピンバイスで穴を空け、そこに爪楊枝シャフトを突っ込んで、瞬間接着剤でガチガチに固定すれば完了です(笑)
あ、ボディーのフェンダー側は超うすうす攻撃しました。


続いてフロント。
元のキットの足回りを使っての調整でも良かったのですが、逆に手間が掛かりそうだったので、 インサイトの製作記でも取り上げた自作ステアを作って入れることにしました。 手順はインサイトの製作記を参照して頂くとして省略。 ザザザっと同じ様なパーツを作り・・・


シャーシに接着して、タイロッド加工して・・・


左右タイロッドをプラ板で繋いで・・・


ハイ完成(笑)
今回は写真撮影を省略して作業を進めたので、約2時間程度で取付まで完了しました。 う~ん、良い感じじゃない??


ガバっとステアを切ってみて。
ほわぁぁ~テンション上がる!(笑)
もうホントにボディーカラーはあの色しか無いな!(笑)


~翌日~

続いてボティーの下地処理を進めます。
既に大体の作業は終了しております。
注意点を順に見て行きましょう。


まずナンバープレート取付用の穴から。
今回はヘラフラ系ということで、リアナンバーのみ取り付ける予定なので、フロントのナンバープレートを取りつけません。 よって取付穴が必要ないので伸ばしランナーを突っ込んで埋めておきます。 この際のポイントとてしは、差し込む時にグリグリと回しながら、できるだけキツキツに押し込んでおくことです。 キツキツに差し込んでおけば、仮に接着をしなかったとしてもそう簡単には抜けて来ません。 今回はニッパーでカット、ナイフで断面を整えた後、タミヤの流し込みセメントを表面に塗り、乾いてからペーパーで整えました。


続いてバンパーの接着面。
前後バンパーが分割されているのは良いのですが、それ自体の合わせが非常に良くない・・・。 加工してしまった後なのでアレですが、普通に接着をすると、ボディー側とバンパー側にかなり大きな段差が発生します。 段のある方をペーパーを充てる前にナイフでザクザクと削っておいてからペーパーを充てると良いです。 モールドは接着時に瞬間接着剤をしっかり充填した為にほぼ消えてしまっていたので、 エッチングソーでラインを入れてからBMCタガネで深彫りをしておきました。


続いてフロントダクト。
バンパーと一体形成されている為、抜けていません(笑) ピンバイスで穴を空けてからザクザクと削り込んで開口してやりました。 後でメッシュを貼ってやる予定です。 しかしボディー取付部がダクトとぼぼピッタリの位置まで来てしまっているので、 取付部の削って、バンパーとの間に隙間を作っておきました。


続いてフェンダー。
ハノ字を切る為に事前に加工をしておきましたが、最終的な調整です。 断面を均一になる様にペーパーで修正しておきました。
正に紙一枚分の薄さ(笑)


各部モールドは最近愛用のBMCタガネでガンガンと削り込みをしておきました。 とにかく「ボディーに貫通する寸前」で止めるのがキモです。 塗装する前の状態ですが、既にモールド部に影が付いて黒く見えています。 これだけクッキリ・パッキリとモールドを彫ってやれば、スミ入れの必要ナッシングです。


続いてサイドステップ
実はココが一番厄介かもしれない・・・。
ボディーとサイドステップを合わせると、パーツ自体はピッタリと合うのですが、矢印の部分に強烈な段差が付きます。 ボディー側は微妙なアール(曲線)が付いているのてすが、ビシっと真っすぐなサイドステップを合わせると、当然ながら強烈な段差が発生します。 ナイフでサイドステップ側の段差を削ってからペーパーで段差取りをしました。


続いてリア。
リアもバンパー分割されていますが、段差が出来ているので、瞬間接着剤でガチガチ接着してから段差を取ります。 BMCタガネでモールドの彫り直し・・・。


最後にトランク周辺。
この辺はガシガシペーパー充てたくらいです。 そやフロントもそうですが、ライト周辺の断面がえらくウネウネしています。 ナイフで削ってラインをビシっと出しておきました。

何だかんだでボディーの下地加工だけて半日くらい時間が掛かってしまった・・・。 V35スカクーはこれまでに2台作りましたが、こんなに大変だったっけなぁ・・・。

でも楽しくなって来た(笑)


そうそう、ボディー全体にペーパー掛けをすると、モールドに削りカスが入り込んでしまいますよね。 いろいろと除去の方法もあると思いますが、私が愛用するのはまたしても爪楊枝(笑) 先端をナイフで鋭利になる様にスパっと切り、これでモールドの中を掃除してやります。 この際、少し力を入れてカリカリすることで、モールドを彫り直した際に立ってしまった断面の角を曲げて丸めてくれます。 モールドを彫り直した断面を処理せずに塗装をして、この部分からハゲるなんていうことも多々ありますが、 コレをやっておけばモールドから角が出るということは無くなると思います。爪楊枝の恐るべき汎用性(笑)


ささ、下地処理も終わったのでガンガンサフ吹いて行きましょう。
まずは「暖気」から(笑)

冬場は特にそうですが、部屋の中が暖かくても、塗装する物体が冷たいと塗装がキレイにできないことがよくあります。 塗装をする前に塗装対象物も過熱をしておくと良いです。 更には塗装をする塗料もいっしょに加熱するとGoodです。 特にスプレーの場合、寒さでスプレー内のガス内圧が弱くなるので、少し加熱をしてやってガス圧を高めておくと、吹き加減も良い感じになります。
模型製作にドライブースは必須品ですなぁ(笑)

後ろにはクリア塗装後1週間経過のインサイト。
V35の製作も始めちゃったんで、もう1週間寝かせます(笑)


ザザザっとグレーサフを吹きました。
綺麗にグレーに染まりました。


が、よく見てみると下地処理時の段差があちこちに残ったままになっていました。 特に今回は粗めのペーパーをガシガシ使ったので、その傷だとかが残ってしまっていた様です。 再度ペーパーを充てて表面を滑らかにしておきましょ。


そして2度目のサフ塗装。
個人的にはサフは溶きパテだと思ってガンガン吹きます。 乾いたら#2000のペーパーで整えますから、しっかり厚めに吹いておきます。 その為にモールドも深く深くこれでもかって彫っていますしね。


ドライブースで2時間乾燥させ、触れる様になったら、#2000のペーパーで全体をサンディングしてグレーサフは終了。
一晩寝かせて白サフ塗装に入ります。

いやぁ~しかしコレ、楽しいですよ(笑)
何というか下地処理で半日近く掛かってる時点で最新のキットとは比べ物になりませんが、 最近のキットによくある「作らされている」という感覚よりも「作っている」感覚が非常に充実している気がします(笑) 当時作られた方、まだ作ったことのない方、是非この機会に一緒に作りませんか?(笑) 賛同者募集中です(笑)


~業務連絡~
毎度何か作り出すと、その派生モデルやバリエーション違いなどを集めたくなる病気が発病するワケですが、今回もやって参りました(笑)

ブツは「350GTプレミアム」という今回製作中の仕様のワンランク上のモデルの様です。 このキット、パッケージから分かる様に、通常仕様と違い、ホイールが1サイズ小さく、形状の違う物がちゃんと入っているそうなんです(ホビーサーチさんで確認しました)。 但しそれ以外は製作中の物と全く同じ(笑) 形成色が黒なのはちょっとアレだけど・・・。 当時買おうかどうか迷っていたのですが、ブーム終了と共に忘れ去られていましたが、ビビビっと思い出してしまいました(笑)

このキット、どこかに売ってませんか??
確保して頂ける方募集中です(笑)


【2013/2/22更新】
2/20にTakuさんから確保完了の報告を頂きました。
Takuさん、ありがとうございました!!


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